EDになる原因として様々なことが考えられます。改善するにはバイアグラの成分でもあるシルデナフィルを服用することで勃起することが望めます。こちらではシルデナフィルについての作用などを皆様にご紹介していきます。また、シルデナフィル以外の成分やED治療薬についてもご紹介していきますので参考になさってください。

手の上にあるバイアグラの薬シルデナフィルは最初は狭心症の薬として開発されたのですが、その開発過程で陰茎の勃起を促す効果があることが分かりました。
本来の開発目的である狭心症の治療薬としては効果があまりなかったので、以後は勃起不全の治療薬として開発が進められました。
このシルデナフィルを主成分とするバイアグラは勃起不全の特効薬として世界で評判となり、それまでどんな治療をしてもいい結果が得られなかった勃起不全の男性に対して高い効果が得られたことから、今でも勃起不全の治療薬として高いシェアを誇っています。

EDの症状と原因を正しく理解する

ストレスや体の異常等のEDの原因EDとなるのはいろいろな原因がありますが、それは年代によってある程度は分類することができます。

心因性ED

まず若年層の場合はストレスなどの精神的な問題がEDの原因となっている心因性の場合が多く、年齢を重ねることで生じるEDには加齢や生活習慣や食生活の乱れによる血行不良や筋肉の衰えによるEDが多くなっています。
心因性のEDは若年層に多いのですが、性的な経験豊富な中高年でも発症します。
その多くは日ごろのストレスから来るのですが、過去にした性行為において相手から自分の身体的欠陥を指摘するような言動をされたり、性行為で失敗した時などにその記憶がトラウマとなって発症したりします。
このメカニズムはこれらのストレスが性的な興奮に勝っているためにEDを併発するのであり、原因となっている精神的なストレスを解決しなければ治るのは難しいでしょう。
ただしこちらの心因性のEDですが、肉体的には勃起をする機能が備わっているので解決も早くできるでしょう。

器質性ED

これに対して肉体的な問題から勃起不全となったものを器質性EDと言います。
器質性の場合はその多くが血行不良によって引き起こされています。
勃起のメカニズムは性的な興奮を脳が感じると中枢神経にその情報が伝わり、そこから陰茎にある海綿体の毛細血管に血流が一時的に増大することで勃起することができます。
勃起不全とはこの一連の流れのどこかに不具合を生じた結果で起きているのであり、その対策はこの不具合を是正して本来の役目を取り戻すところにあります。
この器質性EDとなる原因の多くは血行不良からきています。

血行不良や神経の損傷でEDになることも

血行不良は年齢を重ねれば血管の機能が衰えていくので発生しますが、その他に生活習慣や食生活の乱れでも発生します。
これらは生活習慣病にも直結していて、どちらも脂肪や老廃物が体内に蓄積したためにそれらが血管を弱くしたり、血管内部に付着して血液の流れを悪くすることで引き起こされています。
血行が悪くなるとそれは勃起で海綿体に流れ込む血流にも影響を与えるので、満足な血流が得られないので勃起不全となるのです。

また精神病や陰茎周辺の神経が損傷したため、中枢神経からの性的興奮が伝えられないために勃起が出来ないこともあります。
これらは脳では性的興奮を感じ取っているのに、その情報が陰茎に伝えられないので肉体的な変化ができない現象です。
他にも男性ホルモンの異常などで生殖器の発達や活性化が阻害されたために起きるEDもあります。

シルデナフィルが作用するメカニズム

血管シルデナフィルが身体に及ぼす大きな効果というのは、血行不良によって悪くなった血液の流れを元に戻して良くすることです。
どのようにして血液の流れを改善してくれるのかというと、血液の流れに関与している血管の筋肉の働きを活性化して血行不良を改善しています。
血液というのは心臓をポンプとして全身に隈なく運ばれ、再び心臓に戻ってくるという動きを行っています。
その際には体の下に下がっていった血液を押し上げなければ循環できなくなるので、そのような血液の動きを助けているのが血管にある筋肉です。
この筋肉が血管を縮めたり緩めたりすることで、血液を前方へと押し出して体内を循環させているのです。
この筋肉の動きはずっと正常に働くわけではなく、生活習慣の乱れや食事の影響から筋肉が硬くなったままで緩まなくなったりします。

血行不良というのは血管の筋肉が硬くなって緩まなくなったことで起きる症状であり、この原因は筋肉を緩めるために必要になるサイクリックGMPという物質を分解するPDE5という酵素が作用するからです。
そしてPDE5がサイクリックGMPを分解している間は、血行不良がずっと起きることになります。
このサイクリックGMPですが加齢によって減少していくため、中高年者に勃起不全が多いのはこのサイクリックGMPの働きが弱まったことが原因になっているのです。
シルデナフィルはこのPDE5をサイクリックGMPに近寄らせるのを阻害する働きがあり、この働きで血行が順調に流れ出してくれるので勃起不全が解消するというわけです。

このシルデナフィルは勃起不全で使われることが多いのですが、排尿が上手く出来ない場合にも使用されています。
男性の場合は尿管が長いので、排尿の際に尿管の周囲にある筋肉が硬くなってしまうと排尿が困難になってきます。
加齢によって排尿が難しくなるのは、この筋肉が硬化したために尿管が細くなったまま広がらないことで起きるのが原因であり、ここでも筋肉を緩めるために必要なサイクリックGMPが少なくなったために起きています。
シルデナフィルはこのサイクリックGMPを活性化する働きがあるので、勃起不全による血行不良を改善するだけではなく、排尿時に尿管周囲の筋肉を柔らかくして自然な排尿を促す効果もあります。

シルデナフィルを含む治療薬バイアグラ

シルデナフィルが開発されてその効果が実証されると、シルデナフィルを主成分とした商品が開発されていきました。
その代表と言えるのはバイアグラであり、このバイアグラは勃起不全を一時的に治し、それに加えて血管を拡張する作用があるので、勃起不全への効果は飛躍的に高くなりました。
バイアグラは発売されると世界中で評判となり、現在でも勃起治療薬のシェアの50%を担っています。
現在は特許が切れたのでシラグラなどの主成分は同じで価格の安いジェネリック医薬品も販売されています。
ジェネリック医薬品といってもバイアグラと主成分や構造は同じなので、勃起不全の治療薬はシラグラなどが登場したことで購入しやすくなってきました。

このバイアグラは勃起不全を改善する効果は高いのですが、服用を間違うとその効果が低下してしまいます。
まずその効果ですが服用してから一時間後が最も効果が高く、それから5~6時間程度継続してくれます。
そのため、性行為をする直前に服用するのが効果的です。
またその効果は食事の影響を受けます。空腹時でなければ体内への吸収が遅れるので、この服用後一時間で最も高い効果が出るというのが当てはまらなくなります。

バイアグラの副作用とは

また飲酒をすると効果が低くなるのも分かっていて、副作用として他の薬と併用すると急激な血圧の低下を招き、最悪の場合は死亡するケースも有ります。
この副作用は特に重要であり、同時の使用が禁止されている薬との併用は絶対に避け、心臓に疾患を持っていたり血圧に持病を抱えている人は使用は避けて下さい。
バイアグラを服用すると血行が良くなってしまうので、それに伴う副作用は起きてしまいます。
その割合は10人に1人程度の割合なのですが、頭部の血管が拡張されるので頭痛やめまいを引き起こすことがあります。

また顔が火照ったり目が充血したりしますが、これも頭部の血管が拡張されて血流が増えたことが原因です。
この副作用はバイアグラの効能が低下すると共に軽減していきますが、早期に解決したければ市販の頭痛薬を服用しても一定の改善は見込めます。
しかし頭痛薬は空腹状態では効能が下がるため、バイアグラの服用で空腹状態であった場合には服用する量に注意が必要になります。
バイアグラは勃起不全を改善するために悪くなっていた陰茎への血行を良くしてくれるのですが、それは全身の血行を良くすることにもなります。
それによって起きる弊害もあるのですから、その服用には使用法を十分に理解し、間違った使用には副作用があることを理解して服用するように心掛けて下さい。